2026年10月24日時点の情報です。
為替手数料・取引時間・手順は、楽天証券の公式ページで確認した内容をもとにしています。変更される場合があるため、取引前に公式情報もあわせてご確認ください。
楽天証券で米国株を買う場合、ドルが必要です。「ドル買い」の方法は大きく2つあります。
- 事前にドルを買っておく(外貨決済):リアルタイム為替取引なら、米ドル/円の為替手数料は0銭
- 円のまま米国株を買う(円貨決済):為替手数料は1米ドルあたり25銭。
★毎月の積立は円貨決済、まとまった金額の買付は外貨決済が選ばれやすい傾向にあります。
\楽天証券で米国株投資/
楽天証券のドル買いは「外貨決済」と「円貨決済」の2通り
楽天証券で米国株を買うとき、決済方法として「外貨決済」と「円貨決済」を選べます。
違いは、ドルを自分で先に用意するかどうかです。
事前準備が要るか要らないか、という点が大きな違いです。
| 項目 | 外貨決済(ドルで買う) | 円貨決済(円で買う) |
|---|---|---|
| 事前のドル準備 | 必要(為替取引でドルを買う) | 不要 |
| 為替手数料 | リアルタイム為替取引は0銭 | 1米ドルあたり25銭 |
| 為替レート | 為替取引が成立した時点で確定 | 注文時に自動で両替(自分でタイミングは選べない) |
| 楽天市場のSPU | 対象外 | 対象(条件達成で+0.5倍) |
| 向いている人 | コストを抑えたい人、為替の動きを見て両替したい人 | 手間をかけたくない人、積立で使う人 |
出典:楽天証券「【米国株式】米ドルと日本円のどちらで購入するのがおすすめ?」、楽天証券「外国為替の取引ルール/ご注意事項」(いずれも2026年10月24日確認)
楽天証券でドルを買う(ドル買い)手順
外貨決済を使うなら、先に為替取引でドルを買います。為替取引は日本円の資金が証券口座にあることが前提なので、まだの人は先に日本円を入金しておきましょう。
楽天証券の公式ページでは、リアルタイム為替取引の取引チャネルとして「PCウェブ」と「スマホウェブ」が案内されています。
PC(ウェブ)の場合
- 楽天証券にログインします。
- 「その他商品」から「外国為替」を選び、「外国為替トップ」ページを開きます。
- 米ドルを買う(円→米ドル)取引を選び、買いたい米ドルの金額を入力します。
- 表示されるレートなどの内容を確認し、注文を確定します。リアルタイム為替取引は、発注後すぐに約定します。
- 資産残高に「米ドル預り金」として反映されたことを確認します。
スマホ(ウェブ)の場合
- 楽天証券のスマホ用サイトにログインします。
- 「メニュー」から「外国為替(米ドル取引)」を開きます。
- 米ドルを買う取引を選び、金額を入力して内容を確認し、注文を確定します。
- 「米ドル預り金」に反映されたことを確認します。
画面の表示や名称は変更されることがあります。
実際の画面で迷ったときは、楽天証券のお取引デモ(ウェブでの為替取引)を参考にしましょう
ドルを買ったあと、米国株を買う
楽天証券の案内では、「米ドル預り金」が資産残高に反映されたあとに、米国株式(米国ETF)の発注ができます。米国株の注文画面で「外貨決済」を選び、買いたい銘柄を注文すれば完了です。
なお、定時為替取引(10時頃・14時頃に約定)の米ドルは、マーケットスピードからのみ注文できます。PCウェブやスマホから使うのは、基本的にリアルタイム為替取引と考えて大丈夫です。
ドルを買える時間帯と注意点
米ドルのリアルタイム為替取引は、8:00〜翌6:00(夏時間は翌5:00)に取引できます。
この時間内なら、いつでも好きなタイミングで両替できます。
注意したいポイントは次のとおりです。
ドルを買うときにかかるコスト
「ドル買い」でかかるコストは、為替手数料とレートの差、それに米国株の売買手数料の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
為替手数料
- リアルタイム為替取引(米ドル):買い(円→米ドル)も売り(米ドル→円)も0銭です。
- 円貨決済:1米ドルあたり25銭です。たとえば1,000米ドル分の米国株を円貨決済で買うと、為替手数料は250円(0.25円×1,000)になります。売却時も円貨決済なら、同様に1米ドルあたり25銭かかります。
- 定時為替取引:米ドル/円は、買いで+25銭、売りで−25銭が加味されます。
0銭でも知っておきたい「レートの差」
リアルタイム為替取引の手数料は0銭ですが、楽天証券は買レートと売レートに乖離(差)があることを公式に説明しています。
手数料が0銭でも、為替レートの差まで含めて「コストゼロ」というわけではありません。買ってすぐ売ると、その差の分だけ損をする可能性があります。
米国株の売買手数料は別
為替手数料とは別に、米国株の売買手数料(現物取引は約定代金の0.495%、上限22米ドル、税込)がかかります。手数料が無料になる条件などは、楽天証券の手数料ページで確認してください。
外貨決済と円貨決済、それぞれのメリット・デメリット
💴円貨決済
〇メリット:ドルを用意する手間がなく、すぐ注文できます。
×デメリット:為替レートは自動で決まり、自分では選べません。為替手数料が1米ドルあたり25銭かかります。
💵外貨決済
〇メリット:リアルタイム為替取引で両替すれば、為替手数料は0銭です。為替レートを見て、自分のタイミングで両替できます。
×デメリット:事前の両替が必要で、ドル残高の管理が必要です。
どちらが優れているというより、自分が何を重視するかが大切。
為替の動きに詳しくない人や、投資に時間をかけたくない人には、手間の少ない円貨決済が向いています。
為替をチェックする習慣がある人や、手数料を少しでも抑えたい人には、外貨決済が向いています。
積立と一括購入で、選び方は変わる
楽天証券の公表データ(2024年4月)によると、米株積立を設定している人のうち、円貨決済を選んでいる人は86%、外貨決済は14%でした。スポット購入(米国株式の通常の買い注文)では、円貨決済が61%、外貨決済が39%です。
積立は毎月決まったタイミングで買うため、その都度ドルを用意する手間がない円貨決済が選ばれやすくなっています。
外貨決済で積立をする場合は、積立日までにあらかじめドルが必要で、用意を忘れると注文ができません。楽天証券も、積立では円貨決済をおすすめしています。
一方、まとまった金額の買付では、為替を見ながら外貨決済を選ぶ人も増えます。
積立は円貨決済、ボーナス月などまとまった買い増しだけ外貨決済、という使い分けもできます。
ポイント面での違いも知っておく
円貨決済で米国株を買い、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件を達成すると、楽天市場での買い物時のポイントが+0.5倍になります。
外貨決済はSPUの対象外です。普段から楽天市場をよく使う人は、見逃せないポイントです。
SPUの条件や最新の内容は、楽天証券のSPUページで確認してください。
楽天カードのポイ活まで含めて考えたい人は、こちらの記事へ
分配金や配当を受け取るときも同じ考え方
米国株や米国ETFを持っていると、配当金や分配金を受け取る機会があります。円貨で受け取るか、外貨のまま受け取るかを選べる場合があります。
円貨で受け取る:その都度自動で両替されるため、家計管理がしやすくなります。ただし、リアルタイム為替取引の0銭は、配当金の円貨での受取には適用されません。
外貨のまま受け取る:再投資や、外貨建て資産としての保有を続けられます。次に米国株を買う予定があれば、両替の手間と手数料を減らせる場合があります。
少額の配当なら、両替の手数料は年間でもわずかです。金額の大小より、自分にとって管理しやすい方法を選ぶ考え方でよいでしょう。
初めて設定するときの注意点
迷ったらどちらを選ぶべき?
投資を始めたばかりで、まず手間をかけずに続けたい人は、円貨決済がおすすめです。設定してしまえば自動で購入が進むので、忙しくても続けやすいのが魅力です。
為替の動きにある程度慣れていて、手数料を抑えたい人は、外貨決済が向いています。円高のタイミングを見て、まとめてドルを買っておく工夫もしやすくなります。
迷ったときは、まず円貨決済で始めて、慣れてきたら外貨決済も試してみましょう。両方を実際に使ってみると、自分に合う方法が見えてきます。
よくある質問
Q. 楽天証券でドルを買うと、手数料はかかりますか?
A. リアルタイム為替取引(米ドル/円)の為替手数料は0銭です。ただし、円貨決済で米国株を買う場合は、1米ドルあたり25銭かかります。また、買レートと売レートには差があります。
Q. 夜や早朝でもドルを買えますか?
A. リアルタイム為替取引は8:00〜翌6:00(夏時間は翌5:00)です。ただし3:00頃〜6:00頃はメンテナンスで注文できない場合があります。
Q. ドルを買わなくても米国株は買えますか?
A. 買えます。円貨決済を選べば、日本円のまま注文でき、自動で両替されます。
Q. 買ったドルは何に使えますか?
A. 米国株式(米国ETF)の買付に使えます。外貨決済で売却した資金は、米ドル建てMMFで運用することもできます。
Q. 買ったドルを円に戻せますか?
A. 戻せます。リアルタイム為替取引の売り(米ドル→円)も、為替手数料は0銭です。
まとめ
- 楽天証券のドル買いは、為替取引でドルを用意する「外貨決済」と、自動で両替される「円貨決済」の2通りです。
- リアルタイム為替取引(米ドル/円)の為替手数料は0銭。円貨決済は1米ドルあたり25銭です。
- リアルタイム為替取引は8:00〜翌6:00(夏時間は翌5:00)。メンテナンスや休場日に注意しましょう。
- 積立は手間のかからない円貨決済、まとまった買付は為替を見られる外貨決済が選ばれやすい傾向です。
- 円貨決済はSPUの対象、外貨決済は対象外。楽天市場の利用状況も選ぶ材料になります。
どちらが絶対的に正解ということはありません。まずは少額から試して、続けやすい方法を見つけていきましょう。
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